リンパ節(腺)
リンパ節(腺)とは、リンパ管の走行中に介在する直径1〜3cmのソラマメ形のリンパ性器官のこと。
成人で,300〜600個存在すると言われています。
リンパ節の陥凹部を門と呼び,血管や数本の輸出リンパ管の通路となり
対側の凸部から数十本の輸入リンパ管が進入する。
リンパ節は結合〔組〕織性の被膜で包まれ,被膜は実質内へ梁柱として侵入する.
リンパ節の実質(リンパ髄)は辺縁部の皮質と中心部の髄質とに分けられ,
いずれも細網組織の網目に自由細胞であるリンパ球が埋まったものである.
皮質の表層(外皮質)ではリンパ球が密集してリンパ小節を作り,
その中央部には明るい胚中心*(明中心)がみられる.
この胚中心で抗体およびリンパ球の産生が行われている.
皮質の内層(内皮質)は結節性リンパ組織を形成せず,すべて拡散性リンパ組織である.
内皮質は皮質傍帯paracortical areaともいわれ,胸腺由来のTリンパ球の定着する場所である.
髄質はすべて拡散性リンパ組織の索,すなわち髄索で構成される.
輸入リンパ管は被膜直下の辺縁洞に入り,そこから梁柱周囲の中間洞
そして中心付近の髄洞を経て輸出リンパ管となってリンパ節の門を出る.
これらリンパ洞はリンパの流路であり,その内皮は扁平な細網細胞(沿岸細胞)からなり
洞内に存在する大食細胞によってリンパの異物,細菌,老朽リンパ球などが貪食,除去される.
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